資格にはいろいろな種類があります。大きくわけると、国家資格、公的資格、民間資格があります。公的資格も分けて説明していきますが、民間資格に省庁の後援がついたりしたものになるので実質的には民間資格に近いものになります。そのせいもあって公的資格だからといって、有名で資格の意味があるとは言い切れません。”公的”とつくことで、民間資格よりも信用度といった意味では一般の人からは高くみられるかと思います。
これから話すことはわたし的な資格の選び方です。実際に役に立つと思える資格を主に取得していますが、人によって異なるとは思うので参考程度にしてください。
資格取得自体は自分探しのためにやっており、資格取得そのものが少し趣味的なところもあるわたしの考え方なのでご了承ください。
【結論】
- その資格を取得することが自分の役に立つこと、もしくは興味があること
- 資格試験を受けるために実務経験がいらないこと
- 基本的に資格の更新が必要ないこと
- 正直、国家資格だろうが公的資格だろうが民間資格だろうが、しっかり調べて納得したなら何でもよい
【結論に至った理由】
1.その資格を取得することが自分の役に立つこと、もしくは興味があること
これは大前提です。ただ単に資格を集めることが目的ではお金だけかかるだけで全くの無駄になってしまいます。
自分に役立つ資格か、それとも自分の興味のあることに関連する資格かは、資格を勉強するモチベーションに直結しますので最低限抑えておくべきポイントです。
まぁ、興味がなければその資格自体を知ることもないとは思いますので大丈夫とは思いますが…。
2.資格試験を受けるために実務経験がいらないこと
結構多いパターンが良い資格を見つけて、いざ取得しようとしたら、実務経験が必要だった…なんてこともあります。しっかり下調べをしていればいいですが、意外と抜けてしまっていたりする点です。国家資格だと学校に行く必要があるものも多くあります。その点注意が必要です。
しっかりと調べ、そういった事前に必要なことがない。いわゆる「受験資格:なし」の資格が取得しやすいかと思います。資格取得までにおそろしくお金がかかってしまいますからね。
3.基本的に資格の更新が必要ないこと
資格の更新がないことも重要なことと1つです。特に多くの資格を取得しようとしている人は更新があるとそれをすべて把握し更新の都度手間とお金がかかります。
とても向上心が高い方は、更新制度がある方がより勉強に励むことができるともとれますが…。
この更新がないことについては、国家資格でも多くあります。国家資格であるからこそ更新制度がなくてもある程度の信頼性は担保できるということでしょう。一方民間資格は更新制度を設けることで資格の信頼性をアピールすることができるのではと思います。
なので、狙うべきは、国家資格もしくは公的資格に準ずる資格で更新制度がないものです。
4.正直、国家資格だろうが公的資格だろうが民間資格だろうが、しっかり調べて納得したなら何でもよい
1~3.でいろいろ述べてきましたが、実際のところ国家資格だって民間資格だってなんでもいいのです。
転職などを意識して資格を取るなら、その転職に必要な資格を取ればいいわけですし、趣味でとるなら自分が勉強したい資格を取ればいいのです。
個人的には国家資格や公的資格の方がいろいろ融通が利く可能性があると思っているので優先的に選択しますが、民間資格よりも受験資格や合格後の手続きなど細かい部分が複雑だったりするので、資格について調べることが必須です。
資格試験の勉強をする前に、資格そのものの理解を深めることが最重要です。
【個人的におすすめ(自分も取得をした、取得を考えている資格)】
現時点でのおすすめなので、今後の状況によってはいろいろ変わるかと思います。
- 商業簿記
- ビジネス会計検定
- ファイナンシャルプランニング技能士(FP)
- 第二種電気工事士
- メンタルヘルスマネジメント検定
- 登録販売者(取得前後に実務経験がないとこの資格で働けません)
一応上記のすべての資格は受験資格について特にありません(FPは2級受けるために3級が必要です)
【資格の種類】
参考として、資格を大きく分けると以下の3つになります。
- 国家資格
- 公的資格
- 民間資格
参考程度などで、ここでは簡単に説明していきます。
〔国家資格〕
国家資格はその名の通り、国が認めた資格となります。基本的に法律等で定義されているという認識でよいと思います。
医師、看護師、行政書士、社会保険労務士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランニング技能士、理学療法士、作業療法士、危険物取扱者、電気工事士、基本情報技術者 などが挙げられます。
〔公的資格〕
基本は民間資格に分類されますが、各省庁が認定している資格が公的資格と言われています。資格によっては、”〇〇庁後援”といった微妙な言い回しのこともありますが、国が多少なりとも関係していることが一つの基準になっているようです。
簿記検定、介護支援専門員(ケアマネジャー)、色彩検定、証券外務員、メンタルヘルスマネジメント検定、登録販売者 などが挙げられます。
〔民間資格〕
国に関係しない資格、簡単に言えば法的根拠などがない資格ともいえるかもしれません。団体や法人が試験を行って認定する資格全般を指します。そのため、その資格がどれくらい認知度があるのか、信頼性があるのか、役に立つのかはしっかりと自身で判断する必要があります。
メンタル心理カウンセラー、医療事務、ウェディングプランナー、TOEIC、証券アナリスト、DIYアドバイザー のなどが挙げられます。キャリカレやユーキャンなどの通信講座でとれる資格の大半はこの民間資格にあたります。
医療事務に関するものだけでも30種類以上あるようなのでどこで何をとるかはしっかりと下調べが必要そうです。どこの団体が認定しているかなどが一つの検討材料になるかと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。実際にわたし自身が資格を取得したことなども記事にあげていますので、もしお時間がありましたらぜひ見ていっていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
それでわっ、またっ!!