キャリカレの商業簿記講座を受講した感想とか意見などをつらつら述べていきます。商業簿記は3級のみ合格しています。2級は講座に触れていませんのであしからず。もし今後2級を受けることになりましたら、引っ張りだして使いたいと思います。その点ご了承ください。
【結論】
①テキストは十分。絵や図も多くはじめての人が取り組みやすい。
②問題数は少し少ない印象。物足りなさを感じる。
【資格の種類】
日本商工会議所と各地の商工会議所が主催の資格となります。
財務関係の仕事に就職するなら必須の資格と言われています。特に2級は持っていると、就職や転職の幅は大きく広がります。(実際仕事の募集に条件として商業簿記2級が入るとかなり数が増えます)
【結論に至った理由】
①テキストは十分。絵や図も多くはじめての人が取り組みやすい。
簿記の導入、初めての学習とすればとっつきやすいテキストです。絵や図が多様されているため、記憶にも残りやすいです。まずなんとなくの記憶に残ることで、その後の理解度の向上につながると思います。
テキストの終わりの方のページについている、資産・負債・純資産の表はとても見やすく、簿記学習において図として記憶しておくとよいと思います。問題を解いているときにも確認としてもとても役立ちました。
②問題数は少ない印象。若干の物足りなさを感じる。
基本的には講座内の問題数でも問題ないかと思いますが、わたし自身はいろいろと問題を解きたい人ですので、試験に安心して臨むことを想定すると、問題数は個人的に少ない印象です。講座内で模擬試験も数回分あったらより良いと思います。
わたし自身の対応としては、自分はキャリカレの講座に加えて、TAC出版のまるっと完全予想問題集(10回分の予想問題を収録)を購入しました(定価1320円)。問題数も十分であり、網羅的に問題パターンを確認でき、テキストで学んだことをより効率良く知識として定着することができたのでおすすめです。最終チェックとしても問題演習としても十分に役立ったと思います。
ちなみに、キャリカレの2講座目無料のサービスを利用して受講したので、そこまでお金をかえておらず、問題集一冊程度購入することは十分に検討の余地があると思います。
簿記2級はまだ受けていないため、なんとも言えない部分ですが、日常生活における簿記の基礎知識として、個人で小さく起業するときの知識としてレベルなら簿記3級で十分かと思います。
【資格を取得してみて】
複式簿記の考え方を学ぶことで、自身のお金に対する考え方を改めることができました。安い物を買うにしても、いろいろ経費がかかっていたら結局高くつく可能性があることなど、見えない部分でかかるお金についての理解を深めることができました。
お金への理解を高めたい人には簿記の取得は有用だと思います。また、より質の高い家計簿をつけたり、日頃の買い物でも何気なしに支払っている消費税の扱いなども理解することができます。
また、もともと趣味の範囲で株などの投資を行っているのですが、簿記の学習をすることで、財務諸表などを少し読むことができ、企業の業績や状況を素人ながらもわかる部分がでてきました(インデックス投資ではそこまで大きく関係しないかもしれませんが…)。いままではどちらかというと、感覚やまわりの意見などに左右されやすかったですが、自身で考えることができるようになり、より楽しく行うことができています。その流れもあって、簿記資格取得後、ビジネス会計検定3級も受験するに至っています。(※別記事予定)
【まとめ】
キャリカレの商業簿記の講座を受講してみて、講座のみであっても簿記3級は合格することは可能と思います。ただ、いろいろな問題を解き、それを繰り返してアウトプットしながら勉強するなら、講座以外に予想問題集などを追加で購入した方が良いです。それぞれの勉強法にあった方法を選択すると良いでしょう。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。キャリカレ講座での資格取得やその他も資格取得についての記事もあげているので読んでいただけると幸いです。
それでわっ!