おすすめの非常食って何?主食・おかず・おやつに分けて紹介!

先日に引き続き非常食について話していきます。非常食関連が続くのは、ちょうど自分が非常食の見直しをしようとしている時期だからこそとなります。入れ替え時期ですね。目次に合わせて、一般的な非常食も含め、特定のメーカーや商品をすすめるというよりも、こういったものがよいのではというものを提案していきたいと思います。

目次

  1. 非常食のおすすめ(主食編)
  2. 非常食のおすすめ(おかず編)
  3. 非常食のおすすめ(おやつ編)
  4. まとめ

1.非常食のおすすめ(主食編)

①アルファ米(期限:5年前後、価格帯300~500円)

  • メリット:期限が長い、水でしっかりご飯になる、味も比較的美味しい、種類が豊富
  • デメリット:価格が高い

尾西食品の「尾西の○○」が最も有名でしょうか。それ以外にも、アイリスオーヤマやアルファー食品などからもアルファ米の非常食は販売されています。メーカーによっても価格帯は異なりますが、1袋300円以上が相場でしょう。価格さえ気にしなければすべてこれで揃えれば百人力だと思います。また、価格帯の高いものだと、水でも加熱してくれ温かいご飯が食べられるものも多くあります。

②おかゆ(レトルト)(期限:半年~一年、価格帯100~200円)

  • メリット:価格帯が安い、消化に良い、種類がある
  • デメリット:期限はあまり長くない、食べ応えはややもの足りない

レトルトのおかゆは百円均一でも置かれており、白がゆをはじめ、卵がゆ、梅がゆなど種類もいくつかあります。基本的に加熱しなくてもそのまま食べることが可能です。ただ、温めた方がおいしいです。おかゆなため、消化が良く、被災時にも食事を手助けしてくれます。また、風邪などで買い物に行ったりできないときに食べたり、胃の調子に合わせて食べたりするなど被災時以外にも出番はあります。

③ゼリー飲料(期限:半年~一年、価格帯100~200円)

  • メリット:価格帯が安い、種類が豊富、消費がしやすい
  • デメリット:期限はあまり長くない、メインでの主食とはいえない

ささっとエネルギー補給ができます。摂取しやすさも上位ですね。ただ、主食としてメインをはるのは難しいです。やはり、補助的な立場です。ただ、期限も半年から1年程度ありますし、非常食の一部として取り入れるのは十分検討の余地があります。また、マルチビタミンなどビタミン系統に特化したゼリー飲料も多く販売されているため、そういったものとの組み合わせも良いでしょう。日常的に消費がしやすいのもグッドな点です。

2.非常食のおすすめ(おかず編)

①レトルトカレー(期限:1年~2年、価格帯100円以下~500円以上)

  • メリット:種類・価格帯が豊富(好みに合わせても選ぶことができる)、期限が比較的長い、栄養価は悪くない
  • デメリット:水分が欲しくなる可能性あり、脂分が多い

個人的なおかずのトップはレトルトカレーです。期限が比較的長く、味の当たりはずれが少ないと思います。また、種類が豊富で、基本的に野菜を溶かしこんであるものも多く栄養バランスはそこまで悪くありません。メーカーによってはかなり高級なこだわりのあるものも多数。ただ、辛いものだと水分が欲しくなるため、被災時にはそういった点の考慮は必要です。また、脂分は多いため、ずっとカレーはお勧めしません。「必ず温めてください」といった注記がされているものは少ないため、そのまま食べることも可能かと思います(自分は食べてみて問題ありませんでした)。まぁ、温められる環境があれば理想です。湯煎だけでなく、そのまま電子レンジで温められるもの(ローソンで販売されている)もあるため、表記は確認する必要があります。

②缶詰〔サバの味噌煮〕(期限3年、価格帯100円~200円)

  • メリット:期限が長い(期限が切れても問題ないといわれている)、メーカーが多い
  • デメリット:缶がかさばり保管がしにくい、缶切りが必要(不要なものもある)

サバの味噌煮缶詰です。個人的に味噌煮が好きなので入れました。水煮などもあり、缶詰自体は種類が多すぎるほど多いです。。魚系の缶詰はとても種類が多いですが、好きなものを見つけられると良いでしょう。

③レトルトパウチ〔牛丼、親子丼、サンマ丼等〕(期限:半年~1年半程度、価格帯100円~)

  • メリット:種類(味そのもの)が豊富、期限が比較的長い、箱物が多いため保存しやすい(中の袋が破けるリスクが少ない)
  • デメリット:温める必要があるものがほとんど(物によってそのまま食べることも可能)

レトルトパウチ系統です。これは種類というよりも根本的に親子丼やサンマ丼など物自体が異なるため、自分の好みに合わせたもののチョイスがしやすいと思います。ただ、基本的には温める必要があると記載があるものがほとんどであるため、お湯が使えるようになる必要はありそうです。そのまま食べてもとりあえずおなかを壊したりすることはありませんでした(経験談)。その商品に関しては、温めなければいけないという記載を見落としていただけです…。

3.非常食のおすすめ(おやつ編)

①板チョコレート(期限:半年~1年前後、価格帯100円~)

  • メリット:価格帯が安い、みんな大好き糖分の代表(ストレス低減効果あり)
  • デメリット:脂分が多い、保管方法によってばらばらになってしまう

おやつ類についてはメリットデメリットはあまり考えずに、被災時の自分の精神的な落ち着きを取り戻す一助となるものを用意するのが良いでしょう。代表的なものはチョコレートになります。よくストレス低減効果があるなど言われたりしていますが、糖分が欲しい時にチョコレートを食べると落ち着くのは実際に感じると思います。成分的な効果が云々よりも、自身がどう感じるのかが最も重要です。そのため、チョコが苦手な人は下で示すように飴類でも構いません。

②飴類(期限:半年程度、価格帯は様々)

  • メリット:食べやすい、持ち運びしやすい、配りやすい、種類が豊富
  • デメリット:特になし

飴類は、食べてよし、運んでよし、配ってよしと共有ができることが挙げられます。また、期限が近付いてきたら日常で食べればあっという間になくなります(あっという間に身体の一部に・・・泣)。使い勝手はチョコレートよりも良いかもしれません。好きな飴を準備しましょう。

③ドライフルーツ(期限:半年~1年、価格帯150円/100g~)

  • メリット:期限が比較的長い、栄養価が高め
  • デメリット:苦手な人も多い、水分が必要

これは好みの問題ですが、ドライフルーツも良いです。水分が必要になるというデメリットは被災時には大きい点ではありますが、量のわりに食べ応えもあると思います。

④フルーツの缶詰(期限:3年、価格帯100円~)

  • メリット:期限が長い
  • デメリット:缶切りが必要なものが多い、保管時にかさばる

サバの味噌煮の缶詰などと立ち位置は一緒です。中身がフルーツになっただけという。ただ、被災時に野菜等は意識が向きますがフルーツは盲点になりがちです。ドライフルーツもそうですが、フルーツが非常食にあるという選択肢はもっておいても良いと思います。

5.まとめ

今回は非常食についてまとめてみました。特に個別商品名は出さずに進めていきましたが、こんなものも非常食として用意しておいても良いのではないかと一つの考え方につながれば幸いと思います。

なにより、自分で食べたりして味や中身を確認して、好みに合わせてメーカーや商品を選び、非常食にするという手順を踏んだ方が、本当に被災した際に食べ物で不安になる必要がありません。消費の習慣をつけることで、実際に食べて考える機会を設けることができます。次回以降には、期限を切らさないで消費していく方法(心構え)についてお話していきたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。ぜひまた寄っていってください。

それでわっ!

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