「エンディングノートって書いた方がいいの?」
「若いうちはいらないでしょ?」
「エンディングノートっていっても何を書いていいのかわからない・・・」
などなど、エンディングノートという存在は知っていても、実際に書くとなるとどうしていいかわからない方も多いと思います。
ましてや、若い人にとっては、あまり必要性に差し迫らないのが普通でしょう。
しかし、どの年代の人にとってもエンディングノートを書くことは必要です。ここ最近の情勢を考えると、病気や震災や事故など全く予想できず動けなくなったり伝えられなくなったりすることも考えられます。
ただそうは言っても
「若いうちにエンディングノートはちょっと・・・」
という意見が多いでしょう。そこで、提案するのは、スタンディングノートの活用です。おそらく実際のスタンディングノートは医療現場で使用される事例の方が多いかもしれません。ただ、一般の人向けにスタンディングノートいう名称で無料でダウンロードができるサイトもあります。
【結論】
・若い人向けのエンディングノート⇒スタンディングノート
・自分の過去、現在をわかりやすくまとめることができる
・今を知ることで未来を、目標を考えることができる
・自分のことを上手くまとめられない人におすすめ!
・やりたいことがない人、目標がない人に絶対おすすめ!
【目次】
- スタンディングノートとは?
- スタンディングノートの活用の仕方
- エンディングノートも必要?
- スタンディングノートをおすすめの人
- タイムバケットも作ってみよう
・スタンディングノートとは?
エンディングノートはややマイナスな印象があるかと思います。なにせ、「人生の終わりに向けての記録」ですからね。それでも、もしものときのために、エンディングノートは書いておくと役に立ちます。
また、それとすこし違う方面から書くことができる、スタンディングノートがあります。わたしは、エンディングノートをより未来的に活用できるようにしたものがスタンディングノートと認識しています。このスタンディングノートを活用して今の自分を見直して、将来の夢を見つめることができ、おすすめです。
これからの人生を組み立てる土台になります。意外と頭で考えていることを文字に起こすこといろいろと発見ができます。
改めて・・・、スタンディングノートについては、ネットで無料でダウンロードできるところがあります。
その内容を例に挙げると、
- 自分のこと(基本情報、旅の思い出、やりたいことリストなど)
- 家族のこと(家系図など)
- 資産のこと(お金について、クレジットカード、年金、有価証券など)
- デジタルデータ・身の回りのこと(スマホ、パソコン、ペット、解約リストなど)
- 医療・介護のこと
- お葬式・お墓のこと
- 遺言・相続のこと(家族・親族 連絡先リストなど)
などなど、自分の今をまとめるには十分な項目があります。
自分の考え方があれば自分で作成しても良いかもしれませんが、そこに時間をかけるくらいならネットにあるものを埋めていった方が圧倒的にコスパが良いです。
・スタンディングノートの活用の仕方
スタンディングノートを書くのに時間はかかりますが、自分の人生そのものを見直しながら、今後の予定を立てることができます。
例えば、〈自分のこと〉の好きなものリスト(趣味、食べ物、ファッション、習い事、好きなことなど)・やりたいことリスト(やってみたいこと、会いたい人、暮らし方など)をすべて埋めるだけで、今の自分自身を見直すことができます。今の自分を見つめなおすことで、これから何をしたいのかが見えてきます。
また、〈資産のこと〉をすべて埋めると、お金に対する考え方と、今持っている呉地とカードや有価証券などの資産の状態を自然と把握することができます。現在置かれている金銭状況を理解することにつながります。
他には、エンディングノートに良く書かれているお葬式やお墓のこと、遺言書についてなども書く欄があるため、自然とエンディングノートを書くことができます。
「未来のことはわからない」「目標を立てられない」「何をしたいのかわからない」という人もこれを一度すべて書くと、過去・現在・未来と見えてくるものがあります。そうすることで下に挙げるタイムバケットを作成するときにも、より質の高いものを作ることができます。
・エンディングノートも必要?
エンディングノートももしものときを考えるとあった方が良いです。ただ上記のスタンディングノートを書いてあればエンディングノートの内容はほぼ含まれているので別に書く必要はないレベルでしょう。足して書いておきたいことがあれば記載すればいいだけです。
・スタンディングノートをおすすめの人
スタンディングノートを記載することで、自分のことを過去から未来にかけて理解することができ、今を知ることで目標を考える機会にもなります。つまり、結論でも挙げた通りに、
- 自分のことを客観的にみたい人=自分のことがよくわからない人
- 自分のことをしっかり相手に伝えたい人=自分のことを上手くまとめられない人
- 自分の目標を決めたい、やりたいことをみつけたい人=やりたいことがない、目標がない人
に特におすすめです。
また、スタンディングノートは今ある事実や考えを書きだしていくだけの作業のため、あまり考えすぎず頭を使わずにできるため、だれでもとっかかりやすいです。
・タイムバケットも作ってみよう!
タイムバケットとは、簡単に言うと、いつ何をやりたいのかを年代ごとにわけて考えることです。
その年でやりたいことを分けることができます。老後にお金があってもやりたいことがなかったら意味がないので、いつどういった時期に何をやりたくてお金が必要かがわかります。ここでは詳細は語りませんが、上のスタンディングノートを書いていくと、自分の将来やりたいことが見えてきて、このタイムバケットが充実すること間違いないです。人生たんたんと生きていくよりも、10歳ごとやりたいことをもって過ごしていく方が幸せですしQOLが向上します。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。もしお時間がありましたら他の記事も目を通していっていただけると幸いです。
それでわっ、またっ!!