5W1Hの思考を生活に活かすには?

5W1Hの例や生活での活かし方について語っていきたいと思います。生活での活かし方は個人的な考えの要素が強いですが、生活の質であるQOLを向上していくためには、この考え方は重要になると思うため、お話していきたいと思います。

目次

  1. 5W1Hの確認
  2. 5W1Hの必要性
  3. 5W1Hの仕事での例
  4. 5W1Hのプライベートでの例
  5. 5W1Hを日常や思考で活かす
  6. まとめ

1.5W1Hの確認

まずは、5W1Hの確認です。詳細は以前の記事(下記)を確認していただければと思います。

  • When(いつ:時間)
  • Where(どこで:場所)
  • Who(だれが:主体)
  • What(なにを:物・目的)
  • Why(なぜ:理由)
  • How(どのように:手段・目的)

2.5W1Hの必要性

5W1Hの必要性について話していきます。仕事ではやるべき仕事内容を適切に伝える必要がありますし、問題が生じたときにはその問題点がどういったものなのかをしっかりと上司などに報告する必要があります。

仕事においては「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」が重要という話がありますが、この報告・連絡・相談においても5W1Hで伝えることで要点をしっかり伝えることができます。

その他、例えば会議などにおける議事録についても、5W1Hを意識して記載すると、会議に出席した人がわかりやすいだけでなく、会議に出席していない他の職員もその議事録をみることで、どういった目的の会議がどういった内容で行われたのかが一目瞭然です。情報の共有がかなりスムーズに行えるようになると思われます。また、無意味な会議とは言わせない議事録が出来上がるでしょう。

プライベートにおいても、待ち合わせや約束などしっかりと共有する必要があります。よく遊ぶ間柄で言葉がいらないくらいに・・・といった場合もあるかもしれませんが、すべての人にそれは当てはまらないことはしっかりと認識しておく必要があります。普段ののりで別の人に伝えても全く伝わっていなかった・・・なんてことも。

3.5W1Hの仕事での例

たとえば、「退院時書類の確認お願いします」と上司に相談があったとします。

書類に目を通せば、これでもどうにかなるかもしれませんが、だれの退院時書類なのか、いつまでに確認すればいいのか、直接伝えればいいのか赤ペンすればいいのかなど対応が決められません。伝える際には、

「〇月×日退院の△さんの退院時書類の確認をお願いします。」くらいは最低必要でしょう。

さらに、「明日自分はお休みですので明後日頃に直接フィードバックがもらえれば助かります」と加えられたら上司としては書類の確認に専念できそうです。

他にも、「〇〇さんの上肢機能訓練はどうすればよいですか」と相談があったとします。

これでは状況は全く分かりません。〇〇さんのことを知っていても、担当外であれば、疾患や年齢など基本上ですら十分に把握はできていないと思います。また、今どういったことをしているのかすらもわかりません。相談するならば、

「疾患名が××の○○さんの上肢機能訓練なのですが、現在は△△を目的に□□(手技や手法など)を行っているのですが、あまり進展がありません。どうすればよいですか」と相談すれば、今何を意図してどういったことをしているのが明確になり、上司も評価が足りない部分の助言や訓練のアドバイスを行いやすくなります。リハビリなどに限らずこういった相談は、現状が具体的にわかる方が上司としても助かるかと思います。

4.5W1Hのプライベートでの例

プライベートにおいても5W1Hは大切です。デート等の約束をしたときに、

「今度、水族館に行こうね」では、一生水族館に行く日は来ないかもしれません。「来週の日曜日、○○水族館に行こうね。」と具体的な約束をとりつけ、「8時に××駅南口改札で待ち合わせして、水族館には一緒にバスで行こう」と明確にすることは必須です。

約束の内容はより、明確にしておくことで、それぞれがストレスなく計画の予定、プログラムを立てることができます。目的となる約束がはっきりすることで、それまでに自分が何を準備しておけばよいのか、どういった手段をとればいいのかがはっきりしますからね。

ただ、情報をしっかり伝えようと、この5W1Hを明確に示しながら会話をすると、堅苦しい人だと思われがちなってしまうかもしれないので、気をつけてください。自分が伝えるときは必要な情報を入れていらない情報を捨てて伝え、自分の考えを相手に強要しない程度に必要な情報は都度確認しながらの会話が穏便なコミュニケーションにつながるかもしれません。

5.5W1Hを日常や思考に活かす

日常に5W1Hを活かすというのは4.のプライベートの例も少し被るかもしれません。

「来週の土曜日に、友達と、来月の旅行のための服を、イオンへ、買いに行く」と普段の生活の中での行動を5W1Hで捉えながらいくと、5W1Hの考え方が習慣づくかと思います。習慣化すれば普段の会話でも相手に物事を伝えることが上手になり、相手の話を要点を絞って聞くことができるようなります。

また、個人的には思考へも活かすことができると思っています。

以前の記事でもあげましたが、家電(掃除機)を選ぶときにも、5W1Hの考え方を応用すると、自然とどういったものが欲しいのかが自然と導きだされます。こういった買い物の中での思考は、上記の順番よりも、まずはWho、だれが使うものなのか主体を明確にすることがよいです。

おそらく、誰かのために買うときには、理由や手段を考えながら買い物をするかもしれませんが、以外と自分のものを買うときは思考は雑になりがちかと思います。本当にそれが必要なのかを考えたときに、余計なものを買わなくて済む可能性が高いです。買って後悔するよりも買う前にひとつ5W1Hの考え方で必要性を確認しましょう。

6.まとめ

5W1Hを生活に活かすしていくことについてお話しました。普段の生活から5W1Hの思考を持つことで、さまざまな面にメリットが生まれるかと思います。その習慣が、職場での報告・連絡・相談の精度の向上につながり、プライベートでの約束がお互いストレスなく行うことにつながります。ぜひ、活かしていっていただければ幸いです。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。お時間がありましたら是非他の記事も読んでいっていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

それでわっ!

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